調香セッション  - a w a i -

対話をもとに地球に一つのあなただけの香りを創ります

 

●香りと感情の関係

 

セッションで使用する香料は、植物から抽出された香気成分です。

香りを嗅ぐと、香りは電気信号に変換され脳へ届きますが、

嗅覚は他の感覚器官(視覚・触覚・味覚・聴覚)には無い独自の特性を持っています。

嗅覚以外の器官は感覚を感じると、まずは左脳(理性や思考を司るエリア)へ電気信号が伝わります。しかし、香りの電気信号だけは左脳を経由せず右脳へ直行します。右脳は感情や記憶や本能を司るエリアで、潜在意識に含まれます。香りを嗅ぐと、思考がアレコレと考え始めるよりも前に、潜在意識の部分への働きかけが起きるということです。

 

そのことを知ってか知らずか、古代から世界中の儀式の場で、

精神的な変化や場の浄化、人以外の存在との繋がり、などを目的として

植物の香りが活用されてきました。

例えば寺院で線香が使われるように ” 香りのない宗教は存在しない ” とも言われます。

(唯一、神道では表向きは香りを使用しないようです)

 

私たちが言葉を発したり行動をするとき、出発点となるものは感情です。

ささやかな揺らぎの感情から爆発的なものまで、感情がスイッチとなり言動活動に結びつきます。

その感情の部分に働きかけるものが、先に記した通り香りです。

 

目に見えない感情、そこに影響を与える香り、が先にあり、

その次に、目に見える言葉や行動が生まれます。

 

 

●あなただけの香りが持つ力

 

香りを創る前に、あなたとの対話の時間をもちます。

このセッションを受けるきっかけや香りの好みの傾向などを伺いますが、

私はその場で生まれる直感的な流れを大切にしているため、

質問の内容は人により千差万別です。

耳に聞こえる言葉だけでなく、ふとした表情や反応、感情の揺らぎなど、

そこにある全てのエネルギーを感じさせていただく時間です。

 

対話の中で私が感じたすべてが、香りを創るときの ”素” となります。

”素” は、あなたの深い部分から発せられているものです。

それはあなたの本当の音、本音。

その音と響き合うことのできる香りが、あなたの香りです。

 

響き合い(共鳴または共振)が起きることで、どんなに小さな音も、

数倍~数十倍、場合によってはそれ以上に増幅されます。

あなただけの香りには、このような力があります。

 

とは言え、特にこういったことを意識することなしに、

自分だけの香りが欲しい、というシンプルな欲求からセッションを受けていただくことも大歓迎です。オリジナルな世界にひとつのもの、私は大好きです。

 

 

●あわいという言葉

 

ものごとの間、AとBの重なり交わうところ、境界や境目、という意味を持つ奈良~江戸時代のころの古い言葉だそうです。

はっきりしたものではなく微妙で繊細な、あいまいさのある部分を指す言葉。

 

”あわい” という言葉と意味を知ったとき、私の中に浮かんだイメージは、日本家屋の縁側です。

外でも中でもなく、双方をつなぐような中間の位置にあるもの。

また、昼でも夜でもない夕方のころの空の雰囲気や、

自然でもなく人工的な都市部でもない里山の辺りの様子も思い出しました。

私たち人という存在も、目に見えない心と物質の身体、

100兆個を超える体内微生物と自分という1つの意識、人工物と自然界との関わり、

など様々なことから、あわい存在なのでは、という気もします。

 

 

ai  の香り

 

以前までの『ナカソトノカオリ』からブランド名を変えました。

新たな名前は、あわいの真ん中を〇に変えた『  a 〇 i  』 。

上下左右もなく始まりも終わりもない円状の輪と、なごやかにバランスのとれた和。

 

香りもまた、あわいの世界観を持つものだと思います。

香りは目に見えません。

揺らぎがあり不確実、けれども確実にそこにあることが感じられるもの。

空気や肌と馴染むように混ざり合う香りもあれば、ポンッと飛び出てくるようなものもあります。

a 〇 i の香りは前者に近いもの。あなただけのa 〇 i の香りは、

あなたという生命体の一部にもなり、あなたが纏う別の存在でもある。

 

身体と精神のあわい、理性と本能のあわい、論理と直感のあわい、

顕在意識と潜在意識のあわい、願望と現実のあわい。

あなたの様々なあわいの部分に触れ、双方に響き合いを起こすように意図した香りです。

 

香りの使い方は自由です。

あなたの魅力を一層引き出す装身具として、

感情や思考をスイッチするセルフケアアイテムとして、

戦友として、お守りとして、導き役として、

直感的に、意図的に、戦略的に、

日常の様々なシーンで、あなたの香りを活用ください。

 

 

 

 

●調香セッションの流れ

 

①対話の日時をご予約ください

希望する時間帯や曜日をいくつか教えてください

 

②事前質問シートへ回答いただきます

 

③ご予約の日時で対話の時間を1時間程度持ちます

基本的にはオンラインです

 

④調香をおこないます

 

⑤あなたの香りをお届けします

香りは1カ月ほど熟成させた後に宅配便にてお届けします

出来上がった香りからのメッセージを読み取り同封します

 

 

 

●選べるタイプと価格

 

スプレー式香水タイプ 30ml 16,000円

ロールオン式香水タイプ 10ml 12,000円

吸入スティックタイプ   12,000円

原液精油瓶タイプ 3ml 12,000円

 

 

・上記の価格には次のものを含みます

対話1時間、香りのデザイン、香りのブレンディング、香りのメッセージリーディング、

国内納品送料、消費税

 

・対話はオンラインでおこないますが、ご事情のある方はカフェ等での対面も可能です

対面の場合は交通費、出張費等申し受けます

 

・香水タイプはキットを納品します

ご自身の手で最後の大切な仕上げをしていただきます

 

・日本国外在住の方へ

吸入スティックタイプをお選びください

その他は航空危険物に該当し航空便発送ができません

送料、税金等はご負担ください

 

・お支払い方法

対話後3日以内に銀行振込またはクレジットカード(Paypal)にて決済ください

各種手数料はご負担ください

 

・リピートオーダーについて

前回と同じ香り且つ同じタイプをご希望の場合は、以下の価格で購入いただけます

同じ香りだがタイプの異なるものをご希望の場合は、以下の価格+2,000円です

対話の時間とメッセージリーディングはありません

 

スプレー式香水タイプ 12,000円

ロールオン式香水タイプ 8,000円

吸入スティックタイプ 6,000円

原液精油瓶タイプ 6,000円

 

・キャンセル料について

対話時間前の当日キャンセル 代金の50%

対話終了後のキャンセル 代金の100%

 

対話当日に体調不良になったり、やむ負えないご事情ができた場合は、

無料で日程変更をしますのでご相談ください

 

 

 

 

●セッションで大切にしていること

 

・100%植物由来成分を使用しています

 

・香料はオーガニック栽培またはそれに近しい形、野生種の精油を使用しています

 

・精油は、植物が最も香りを放つタイミングと環境下に徹底的にこだわって採取され、蒸留されたものを使用しています

 

・アロマパルファンメソッド、調香技術、イギリス式とフランス式両方のアロマテラピー、フランスアロマコロジー、などの知識を総動員しセッション全体をつくっています

 

・感情や脳の仕組みの知識、ヒーリングの技術などを取り入れながら、より一層あなたに合う調香をするとともに、香りからあなたへのメッセージも読みとります

 

・心身にパワフルな影響を与える精油を安全に活用する知識を私は持っています

身体や心の状態により、使用を控えるべき/使用方法を工夫すべき成分が含まれる精油もあります

私は日本でイギリス式アロマテラピーを学び、フランスでフランス式アロマテラピーとアロマコロジーを学び、講師として教えていました

 

・私は自分を整えたフラットな状態で、おひとりおひとりのセッション全体を創っています

人のエネルギー状態は、対話する相手や創り出す物に対して大きく影響を与えます

 

 

 

 ●タイプ別の使い方アイデア

 

[スプレー式香水タイプ]

 

香水と名前がついていても、肌につけなければいけないわけではありません。身体以外への使い方の例は、部屋などの空間にスプレーする、寝具やクッションなどの布につける、衣類の裾や下着につける、紙にスプレーし財布や名刺入れや引出しに忍ばせておく、など。

身体への使い方の例は、髪の内側や足首や腿の内側へ纏うと動いたときにふわりと香りますし、オーラに働きかけるイメージで自分の周囲にスプレーをしミストを浴びる方法もおすすめです。

天然香料で創る香水は合成香料のものに比べ、より自然に香り空気の流れに馴染みます。洗っても取れないとか、周囲に強力に主張するタイプではないので、一日のなかでコロコロと変化する気分や環境に合わせ、付けたり取ったりまた付けたりができることもメリットのひとつです。人により香りの楽しみ方は様々ですので、残り香を楽しみたい、儚くサッと消えて欲しい、ボリュームが欲しい、などなど様々なご要望に沿った調香をしています。精油と植物性アルコールをブレンドします。

 

 

[ロールオン式香水タイプ]

 

容器のローラー部から肌へ香水を塗るタイプです。手のひらに収まる細いボトルは持ち運びも手軽。スプレーのように噴射するものではないため、公共の場でも気軽に使うことができます。精油と植物性アルコールをブレンドします。アルコールにアレルギーのある方は、アルコールを植物油に変更することができます。

 

 

[吸入スティックタイプ]

 

鼻から香りを吸い込む使い方をします。皮膚につけたり空間にスプレーするものとの違いは、 ”香りを嗅ぐという時間をより意図的に持つ” という使い方をするところだと思います。フランスでアロマコロジーを活用している現場での使い方と同じです。リップスティック型の容器の蓋を開くと、内側に小さな穴が開いていて、そこから香りを吸い込みます。あなたの香りを染み込ませた素材を穴の内側へセットした状態でお渡しします。いつでも持ち歩き、公共の場でも周囲への香りの拡散を気にすることなく何気なく蓋を開け、自分だけが香りを感じることができます。気分や感情の切替をサッとしたい時、職場でも電車内でもキッチンでも舞台袖でも、あなたを取り巻く様々な場面で役立てることができます。

 

※アロマコロジーとは、アロマ(芳香)+サイコロジー(心理学)+フィジオロジー(生理学)+エコロジー(生態学)の分野を組み合わせたものです。私の学んだフランスでは、香りを使い神経疾患や精神疾患、脳疾患などの不調を改善するセラピーであり、香りの感覚が心身に及ぼす影響を生理心理学手段によって解明する研究である、とされていました。

 

 

[原液精油瓶タイプ]

 

ブレンドしたあなたの香りをアルコールと混ぜずに原液のまま瓶に入れお渡しします。瓶にはドロッパーがついており、中の液体を何かに垂らして使います。最も手軽な使い方は、ティッシュペーパーなどに1滴垂らして置いておく方法。それをタンスやデスクの引出しの中に入れておけば、開けた時にふわりと香ります。その紙をゴミ箱の中にポイッと入れておけば、周囲がほんのり香ります。または、その紙を枕の横に置いて安眠に活用したり、机の隅に置いてデスクワークの捗りを目指したり。その他、市販の器具を使う方法ではアロマディフューザーやアロマウォーマーに利用できます。空間に香りを漂わせることを目的とされる場合は、他タイプとは異なる技術を取り入れブレンドします。

 

 

 

 

 

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